南アフリカ共和国産バーリンカ種のぶどうの生果実に係る農林水産大臣が定める基準

沿革
平成22年4月16日 農林水産省告示第620号

 植物防疫法施行規則(昭和二十五年農林省令第七十三号)別表二の付表第五十四の規定に基づき、南アフリカ共和国から発送されるバーリンカ種のぶどうの生果実に係る農林水産大臣が定める基準を次のように定め、公布の日から施行する。

一 植物及び地域
  バーリンカ種のぶどうの生果実であって、南アフリカ共和国で生産されたものであること。
  
二 輸送方法
  船積貨物又は航空貨物として輸入されたものであること。
 
三 生産地における検査及び証明
 (一) 南アフリカ共和国植物防疫機関により検査され、かつ、その検査の結果、検疫有害動植物が付着していないこと
    を認め、又は信ずる旨記載されている南アフリカ共和国植物防疫機関が発行した植物検疫証明書が添付してあるも
    のであること。
 (二) (一)の植物検疫証明書には、次に掲げる事項が特記されていること。
  ア チチュウカイミバエに侵されていないものであること。
  イ 五の消毒が行われたものであること。
 
四 封印
 (一) 南アフリカ共和国内の低温処理施設(以下「低温処理施設」という。)において消毒を行う場合にあっては、生
    果実の各こん包又は束ねたこん包には南アフリカ共和国植物防疫機関による封印がなされていること。
 (二) 海上輸送中の冷蔵設備を有する船舶(以下「低温処理船舶」という。)において消毒を行う場合にあっては、船
    舶の各船倉には南アフリカ共和国植物防疫機関による封印がなされていること。
 (三) 海上輸送中の冷蔵設備を有するコンテナー(以下「低温処理コンテナー」という。)において消毒を行う場合に
    あっては、各低温処理コンテナーには南アフリカ共和国植物防疫機関による封印がなされていること。
 
五 消毒
 (一) 低温処理施設、低温処理船舶又は低温処理コンテナーにおいて、生果実の中心部が摂氏〇・八度になった後、引
  き続き十六日間、その温度以下で消毒すること。
 (二) 低温処理施設、低温処理船舶及び低温処理コンテナーは、あらかじめ南アフリカ共和国植物防疫機関により
  (一)の消毒のために適切な施設及び設備を有するものとして指定されたものであること。
 
六 植物防疫官による確認
 (一) 三の(一)の検査及び五の消毒が的確に実施されていることが植物防疫官により確認されること。
 (二) (一)の植物防疫官による消毒が実施されていることの確認は、南アフリカ共和国植物防疫機関と共同して、次
  により行うものとすること。
  ア 低温処理施設において消毒が行われる場合にあっては、当該施設において五の消毒が行われていることを確認す
     ること。
  イ 低温処理船舶又は低温処理コンテナーにおいて消毒が行われる場合にあっては、輸出港においては五の消毒が開
     始されていることを、輸入港においては当該消毒が終了していることをそれぞれ確認すること。
 
七 積込み時の措置
  低温処理施設において五により消毒された生果実を当該施設から船舶又は航空機に積み込むときは、当該生果実が
  チチュウカイミバエに侵されることのないための措置がとられていること。
 
八 表示
  三の(一)の検査及び五の消毒が行われた生果実の各こん包又は束ねたこん包には、輸出植物検疫が終了している
  旨及び仕向地が日本である旨の表示がなされていること。